市民ランナーが5000m13分台で走れるのか試してみた。

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日本選手権の100mの注目選手5名

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今回の日本選手権には、100mで好記録を出している選手が多く出場するので非常に面白くなりそうです。特にセイコーの山縣選手は先日の布勢スプリントで9秒95の日本記録を更新。

同じ組を走った多田選手は10秒01など、誰が9秒台で走ってもおかしくない状況です。日本選手権は天候が良ければ好記録が出やすい大会なので、期待も膨らみます。 

そこで今回は、日本選手権100mに出場する注目選手を紹介します。

日本選手権100mのスケジュール

◎予選:6月24日(木)15:40

→7組3着+3

◎準決勝:6月24日(木)19:32

→3組2着+2

◎決勝:6月25日(金)20:30

放送スケジュール

6月24日(木)

BS1:午後6時00分~7時50分

ライブ配信:競技開始~午後6時00分まで
6月25日(金)

BS1:午後6時30分~7時30分、

総合:午後7時30分~8時42分

ライブ配信:競技開始~午後6時00分まで

スタートリスト

予選

https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202106/23_110042.pdf

過去の日本選手権優勝者

2012年 江里口匡史
2013年 山縣亮太
2014年 桐生祥秀
2015年 髙瀬 慧
2016年 ケンブリッジ飛鳥
2017年 サニブラウン
2018年 山縣亮太
2019年 サニブラウン
2020年 桐生祥秀

オリンピックの出場条件

現時点で男子100mではオリンピック参加標準記録(10秒05)を突破している選手が5名いるため、この5名の内上位3名がオリンピックの代表選手に内定します。

しかし、この4名以外にも日本選手権中に標準記録を突破し、3位以内に入れば代表選手になるチャンスがあります。

選考基準
下記の各条件中の競技成績については、当該種目に係る成績のみ考慮する。下記の数字の若い順に優
先する。
(1)個人種目(男女 5000m、10000m、3000mSC 除く)
1)第 105 回日本陸上競技選手権大会(以下「第 105 回日本選手権」という。)3 位入賞以上の成績を収めた競技者であって、第 105 回日本選手権当該種目終了時点までに参加標準記録を満たした
競技者。ただし、下記の項目(数字の若い順に優先)により優先順位を定める。
①第 105 回日本選手権の順位
②参加標準記録有効期間内の記録
③2021 年度に開催される国内主要競技会(日本グランプリシリーズ等)の成績


2)第 105 回日本選手権 3 位入賞以上の成績を収めた競技者であって、ワールドランクにより出場資格を得た競技者。ただし、下記の項目(数字の若い順に優先)により優先順位を定める。
①第 105 回日本選手権の順位
②ワールドランク(2021 年 7 月 1 日 WA 公表)
③参加標準記録有効期間内の記録
④2021 年度に開催される国内主要競技会(日本グランプリシリーズ等)の成績
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3)参加標準記録を満たした競技者。ただし、下記の項目(数字の若い順に優先)により優先順位を定める。
①第 105 回日本選手権の順位
a.ラウンド進出上位
b.同じラウンド内で比較する場合は記録上位
②参加標準記録有効期間内の記録
③2021 年度に開催される国内主要競技会(日本グランプリシリーズ等)の成績


4)ワールドランクにより出場資格を得た競技者。ただし、下記の項目(数字の若い順に優先)によ
り優先順位を定める。
①第 105 回日本選手権の順位
a.ラウンド進出上位
b.同じラウンド内で比較する場合は記録上位
②ワールドランク(2021 年 7 月 1 日 WA 公表)
③参加標準記録有効期間内の記録
④2021 年度に開催される国内主要競技会(日本グランプリシリーズ等)の成績


5)ファイナルエントリー後に WA から追加による出場資格が認められた競技者。
補足
WA のルールとして、100m 代表選手は、4×100m リレーに、400m 代表選手は、4×400m リレーにそれぞれ必ずエントリーされることから、100m 代表選手及び 400m 代表選手については、強化委員会が特に認めた場合を除き、リレーの準備のために強化委員会が計画し、参加を求めた遠征、競技会及び合宿に参加した者の中から選考するものとする。

出典:東京 2020 オリンピック競技大会 トラック&フィールド種目日本代表選手選考要項

参加標準を突破している5選手

ここからは、既に参加標準記録を突破している5選手を紹介します。

山縣亮太(9秒95)

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セイコー所属(広島修道高→慶応大→セイコー

100mの日本記録保持者。2018年アジア大会日本選手団主将。

2016年リオデジャネイロ五輪の100m・リレーの代表。リレーでは銀メダルを獲得。

2019年シーズンは肺気胸により、日本選手権などを棄権。

その後、怪我などもありましたが2021年6月の布勢スプリントで9秒95の日本新記録を樹立しました。 

布勢スプリントでは予選で10秒01を出し、決勝では日本記録という流れなのでタイムはかなり安定しています。

◎年次ベスト

2012年 10秒07 大学2年
2013年 10秒11 大学3年
2014年 10秒14 大学4年
2015年 10秒36 社会人1年
2016年 10秒03 社会人2年
2017年 10秒00 社会人3年
2018年 10秒00 社会人4年
2019年 10秒11 社会人5年
2020年 10秒42 社会人6年
2021年 9秒95 社会人7年

◎日本選手権100mの結果

2012年 3位
2013年 優勝
2014年 2位
2015年 準決勝
2016年 2位
2017年 6位
2018年 優勝
2019年 不出場
2020年 不出場

サニブラウン アブデルハキーム(9秒97)

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フロリダ大学所属(城西大城西高→フロリダ大) 

100m・200mは日本歴代2位。

2015年に世界ユース選手権で100m・200mの2種目ともに大会新記録で2冠を達成。

2017年第101回日本選手権と2019年第103回日本選手権の2大会で100m・200mともに優勝。2015年・2017年・2019年の世界陸上の代表選手に選ばれています。

代表に選ばれる実績が豊富であり、日本選手権では本番強い選手です。最近の活躍はあまりメディアに取り上げられませんが、パワフルなパフォーマンスが期待されています。

ただ、5月15日のレースは左足の疲労で欠場。5月31日のレースでは10秒25(+3.6)です。少し不安が残りますが、100m・200mの2冠を目指して調整中です。

◎年次ベスト

2014年 10秒45 高校1年
2015年 10秒28 高校2年
2016年 10秒22 高校3年
2017年 10秒05 大学1年
2018年 10秒46 大学2年
2019年 9秒97 大学3年

◎日本選手権100mの結果

2015年 2位
2016年 不出場
2017年 優勝
2018年 不出場
2019年 優勝

小池祐貴(9秒98)

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住友電工所属(立命館慶祥高→慶応大→ANA住友電工

大学から社会人になり100mのタイムが飛躍的に伸びました。大学時代は主に200mでタイトルを獲得。 

2018年のジャカルタアジア大会では200mで優勝。社会人2年目でダイヤモンドリーグで日本人3人目になる9秒台を記録。 それ以降も100mで好記録を安定して記録しています。 

100m、200m、リレーで代表入りを目指しているものの、最も力を入れているのが100m。春のシーズンでは好記録を出しているので、日本選手権でも結果が期待されています。

◎年次ベスト

2013年 10秒38 高校3年
2014年 10秒32 大学1年
2015年 10秒35 大学2年
2016年 10秒54 大学3年
2017年 10秒46 大学4年
2018年 10秒17 社会人1年
2019年 9秒98 社会人2年
2020年 10秒19 社会人3年
2021年 10秒13 社会人4年

◎日本選手権100mの結果

2014年 準決勝
2015年 不出場
2016年 不出場
2017年 不出場
2018年 4位
2019年 3位
2020年 3位

桐生祥秀(10秒01)

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日本生命所属(洛南高→東洋大日本生命) 

日本人初の9秒台をマーク。 高校3年生次に10秒01の高校記録を更新。それ以降10秒0台を安定して記録しており、2020年の日本選手権は優勝しています。年次ベストを見てもタイムは10秒0台で安定していて、いつ9秒台が出てもおかしくありません。

今シーズンは、4月の織田記念で10秒30で3位。スタートに課題が残り改善して臨んだ東京五輪テスト大会ではフライングで失格という結果でした。

フライングが後を引いている感じが否めないのが懸念点ですが、 良い結果を期待したいです。

◎年次ベスト

2013年 10秒01 高校3年
2014年 10秒05 大学1年
2015年 10秒09 大学2年
2016年 10秒01 大学3年
2017年 9秒98 大学4年
2018年 10秒10 社会人1年
2019年 10秒01 社会人2年
2020年 10秒04 社会人3年
2021年 10秒30 社会人4年

◎日本選手権100mの結果

2013年 2位
2014年 優勝
2015年 不出場
2016年 3位
2017年 4位
2018年 3位
2019年 2位
2020年 優勝

多田修平(10秒01)

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住友電工所属(大阪桐蔭高→関西学院大住友電工) 

日本学生個人選手権の準決勝で大学時代追い風参考記録ながらも9秒94をマーク。この記録が日本国内の競技会で初めての日本人選手の9秒台でした。決勝では10秒08と自己ベストを大幅に更新。日本選手権では10秒16の好タイムで2位に入りました。

そして、日本インカレで10秒07とさらに自己ベストを更新して2位。

しかし、この日本インカレで優勝したのが桐生選手でタイムが9秒98。

社会人になり好タイムを連発するも、自己ベストからは遠のいてしまい苦悩する日々が続きます。そして、今シーズンで10秒01の自己ベストを更新しました。

しかし、このとき隣を走っていた山縣選手が9秒95の日本新

目の前で2回も日本記録を更新されているので、本人としてはかなり悔しい思いをしていると思います。

また、多田選手といえば他者を圧倒するスタートの速さが強みです。 

単純にこのスピードが持続すれば、理屈上誰よりも速いです。長い間中盤を改善してきて今年結果が出てきました。日本選手権でもベストパフォーマンスを発揮して欲しいです。 

◎年次ベスト

2014年 10秒74 高校3年
2015年 10秒52 大学1年
2016年 10秒25 大学2年
2017年 10秒07 大学3年
2018年 10秒21 大学4年
2019年 10秒12 社会人1年
2020年 10秒18 社会人2年
2021年 10秒01 社会人3年

◎日本選手権100mの結果

2017年 2位
2018年 5位
2019年 5位
2020年 5位

選手が使っているスパイク

ここからは選手が使っているスパイクについて紹介します。 

ズーム スーパー フライ エリート(ナイキ)

ナイキのスパイクは、山縣選手・サニブラウン選手・小池選手・多田選手が着用しています。今シーズンはこの「ズーム スーパー フライ エリート」の白と黒、「ズーム スーパー フライ エリート2」を使っています。

メタスプリント(アシックス)

5人の中では唯一桐生選手がアシックスのスパイクを使っています。 このスパイクはいわゆる「ピンレススパイク」であり、金属のスパイクピンがないことで話題になったシューズです。ピッチを上げやすく、カーボンプレートを使用しているため推進力が生まれやすくなっています。 

どの選手も調子を上げてきて日本選手権に合わせています。天候や風にもよりますが、日本選手権で9秒台が出る勢いは出てきていると思います。

本番はライブ配信NHKで配信・放送されるので、是非チェックしてみてください。

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